山菜の種類、旬の時期や食べ方、栄養成分について

山菜達について

 

山菜達の種類や食べ方
含まれている栄養について書いてあります。

 

山菜について記事一覧

アサツキ

あさつき(浅葱)はヒガンバナ科ネギ属の山菜で漢字で『浅葱』と書きますがネギとは違う独立した種類です。あさつき(浅葱)は市場に出回っているものの多くは栽培ものですが山野や浜、岩場などに細い茎で株になって自生しています。あさつき(浅葱)は冬から早春にかけて旬を迎え夏になると地上部の葉が枯れて休眠します。...

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フキノトウ/ふきのとう/蕗の薹

フキノトウはキク科フキ属の多年草の花径をこう呼んでいます。フキノトウは雪解けが始まる早春から一斉に芽を吹き始め日本の各地に自生しています。このフキノトウの花が咲きその後に地下茎から伸びた茎や葉が和食料理には欠かせないフキとなるのです。フキノトウはつぼみが固く閉じ周りの花芽が見え始める頃までが美味しい...

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ウド(独活)

ウドはウコギ科タラノキ属の多年草で日当たりの良い所や半日日陰の傾斜地などを好み日本の広い範囲で自生しています。ウドは独特の香りとシャキシャキした歯触りが人気の山菜です。最近では栽培技術が進みスーパーなどでは栽培もののウドが出回っていますが旬の時期を迎えると時折天然もののウドが店頭に並ぶこともあります...

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セリ(芹)

セリはセリ科セリ属の多年草で湿地を好み日本の各地に自生しています。春の七草のひとつとしても有名なセリが持つ独特な香りは春の訪れを運んでくれる山菜です。生え方がまるで競り合っているかのように群生している様から【セリ】という名前が付いたとされています。万葉集や古事記などに食用として記されており奈良時代に...

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タラの芽

タラの芽はウコギ科タラノキ属の落葉低木の新芽の事を言います。タラノキにはトゲがありタラの芽にもトゲがあるのが特徴です。タラノキは2〜4m位に成長し枝分かれはあまりせずまっすぐに伸びて葉はきの先端部のみに集中して生えます。タラの芽はほのかな苦味とモチモチとした触感が人気の山菜で『山菜の王様』とも呼ばれ...

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つくし(土筆)

つくしはトクサ目トクサ科トクサ属の植物の一種で日本の至る所に自生しどこでも気軽に採取する事ができます。土から出て伸びきる前のすがたが先端まで袴に覆われていてその形状が『筆』に似ている事から【土筆】という漢字になったという説があります。つくしは春先に田畑や土手道路脇などで見る事ができますが特に栽培の例...

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ノビル(野蒜)

ノビルはユリ科ネギ属の多年草で地下に球根を持ち地上に数本の細くニラの様なVの字の形状をした葉を20〜30cm程度に伸ばします。ノビルは日本の各地の土手や畔道などの人里近くで3月〜5月頃、ヨモギなどと一緒に良く目にします。ノビルは根本の肥大した一見小さなタマネギに似た部分を食用とします。ノビルの食味は...

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ノブキ(野蕗)

ノブキはキク科フキ属の多年草で日本が原産の植物です。春先にフキの地下茎から出てくるつぼみがフキノトウでその地下茎から出てきた葉の柄や葉の部分がフキになります。スーパーなどの市場で見られるフキの多くは栽培されたものですが日本には広い範囲の山や土手など至る所に自生していて3月〜5月ごろが旬の時期と言えま...

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ヨモギ(蓬)

ヨモギはキク科ヨモギ属の多年草で日本各地の野原や土手などの至る所に自生しています。ヨモギには独特の香りがあり古くから食用だけではなく生薬として漢方にも用いられてきました。お灸のもぐさとしても有名ですし欧州などではヨモギの近縁種のニガヨモギなどはハーブとし親しまれまた、アブサンというお酒の原料にもなっ...

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三つ葉

三つ葉は日本原産でセリ科三つ葉属の多年草です。葉がギザギザしていて葉の先端へ行くほど細くとがっているのが特徴で葉が3つにわかれている様から「三つ葉」と名が付いたのだそうです。天然の三つ葉は葉が大きく茎が太く味も香りも栽培ものよりもしっかりとしているのが特徴です。天然の三つ葉は北海道から沖縄の日本の至...

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コゴミ/コゴメ

コゴミはシダ植物の「クサソテツ」と呼ばれる多年草の新芽の部分を言います。コゴミは地方によっては『コゴメ』とも呼ばれています。コゴミは日本の各地の日当たりが良く水はけがよく且つ湿り気がある所を好んで株になって自生しており温かい南の地域では3月頃から出始め本州の平地では4月〜5月のゴールデンウィークあた...

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コシアブラ

コシアブラはウコギ科ウコギ属の落葉高木で山菜としてこの木の新芽をコシアブラと呼んでいます。コシアブラは沖縄を除く日本の広い範囲に自生しており比較的開けた明るい雑木林や人里など様々なところで見る事ができます。一般的に4月〜5月頃に旬の時期を迎えます。コシアブラが持つ山菜独特の強い香りと苦みは山菜好きの...

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タケノコ(筍)

タケノコはイネ科タケ亜科の竹の若芽のことを総称してこう呼んでいます。タケノコは温暖な地域に多く生えその種類も豊富にありますが食用とされるものはほんの数種類だけなのだそうです。私たちの食卓によく上がる一般的なタケノコは『孟宗竹』と呼ばれる種類のタケノコで肉厚で柔らかくエグミの少ないとされる種類のものが...

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ワラビ(蕨)

ワラビはコバノイシカグマ科に属しているシダ植物の一種で春頃から初夏にかけて取れる若芽を私たちは「わらび」として食しています。ワラビの根の部分に多く含まれる澱粉はワラビ餅の材料となる事でも知られています。ワラビは日本全国の広い範囲に自生しており日当たりの良い酸性土を好み山原の畑の周辺や田んぼの畔など身...

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行者ニンニク

行者ニンニクはユリ科のネギ属の多年草で別名「ヤマニンニク」とも呼ばれています。行者ニンニクは地下にラッキョウに似た球根を持ち強いニンニク臭を放ちます。行者ニンニクの発芽までにはおよそ2年の歳月を費やし3〜4年経つとようやく葉が2〜3枚で始めます。5〜7年位たつと初めて花が咲き種を付け4月〜5月の旬の...

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ウワバミソウ(ミズ/カタハ)

ウワバミソウはイラクサカの多年草で各地で様々な呼び名があるようですが蛇の出そうな所に生えていることから「ウワバミソウ」茎が柔らかで水分が多い事からから「ミズ・ミズナ」葉の形が左右対称ではなく偏った形をしているところから「カタハ」など名前と由来が沢山あります。このウワバミソウは沖縄以外の日本の広い範囲...

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自然薯/ジネンジョ

自然薯はヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる植物で細長いハート形の葉を付ける多年草です。夏には花を咲かせますがこの頃には地下にある芋の部分は上部に栄養を取られしぼんでしまいます。秋になるとだんだん肥大していき元の芋のサイズより更に大きく成長します。自然薯はこのサイクルを5年位かけて行うと1m位の大きさの芋...

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ムカゴ

ムカゴは一般的にヤマノイモ科ヤマノイモ属の自然薯のツルになる肉芽の事を言い秋になると自然薯のツルの葉の付け根辺りに沢山付きます。自然薯と同じく美味しい食材となります。ムカゴは10月ごろから収穫の時期を迎え11月辺りまで楽しむ事ができます。ツルについたムカゴを指で触った時にポロリと取れる頃が完熟の状態...

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