山菜のアク抜きと下処理/ワラビ・蕨

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ワラビのアク抜きについて

ワラビ

ワラビはアクがとても強い山菜です。
最近ではそのアクの成分に含まれる
毒性や発がん性が話題になりましたが
しっかりアク抜きをすることによって
それらは消えてしまいますので
しっかりとアク抜きをしましょう。


準備するもの

大きな鍋 … 1つ

 

水 … ワラビがタップリ浸かる程度

 

重曹 … 2リットルに対してティスプーン1杯位
(入れ過ぎるとワラビが溶けたり、苦味が出る事があります)

ワラビのアク抜き方法

ワラビはキレイに洗って
切り口を少し落としておきます。

 

鍋にたっぷりの水を入れ沸騰させます。

 

沸騰したら重曹を入れます。
重曹を入れると一瞬「ブワッ」と吹き上がりますので
火傷に注意します。

 

すぐにワラビを入れます。
鍋の下のワラビと上のワラビを入れ替えるように
混ぜます。

 

再度沸騰してきたらかきまぜるのを止め
ワラビがお湯からはみ出ないように
落し蓋をして鍋の蓋をします。

 

ワラビアク抜き

 

この上から鍋の蓋をします。
写真はお皿を落し蓋の代用としました。


 

鍋の蓋をして自然に鍋のお湯が冷めるのを待ちます。

 

鍋の中が冷めたら水が茶色くなっていると思いますが
それがワラビに含まれているアクです。
このアクを捨て新しい水に入れ替え
さらしておきます。

 

30分〜1時間程度さらしたらアク抜き完了です。

 

重曹は入れ過ぎるとワラビに苦味が増すことがあります。
またワラビを入れて再沸騰させた後
茹ですぎると、出来上がりが
溶けたような状態にり歯触りが無くなってしまいます。

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