コゴミ/コゴメ/こごみ/こごめ

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コゴミについて

コゴミ

コゴミはシダ植物の「クサソテツ」と呼ばれる多年草の新芽の部分を言います。
コゴミは地方によっては『コゴメ』とも呼ばれています。

 

コゴミは日本の各地の日当たりが良く
水はけがよく且つ湿り気がある所を好んで
株になって自生しており
温かい南の地域では3月頃から出始め
本州の平地では4月〜5月のゴールデンウィークあたりまで
旬の時期として楽しむことが出来ます。
高冷地や東北以北では5月〜6月頃に旬の時期を迎えますが
コゴミは成長が非常に早く収穫時期が限られているので
収穫のタイミングがポイントとなってきます。


コゴミの食べ方

コゴミは少々ヌメリがありますが
山菜独特の苦みやアクが少ないので下処理に時間が掛からないことから
調理方法も簡単なので人気の食材となっているようです。

 

コゴミは天ぷらやお浸しで食べるのが定番ですが
さっと茹でたコゴミをバターやオリーブオイルでベーコンやハムなどと
一緒に炒めても美味しいですよ。
湯がいたコゴミを胡麻和えやピーナッツ和えとしても美味しく
味噌汁やスープの具材にもなります。

コゴミに含まれる栄養素

コゴミには抗酸化作用に優れ体内の活性酸素を抑制し
生活習慣病の予防に効果が期待できるβカロテンが
豊富に含まれています。
また皮膚や粘膜などの細胞を正常化させる作用がありますので
免疫力の向上にも期待が出来ます。

コゴミの注意点

コゴミは多年草なので新芽を摘んでも
翌年には新しい芽を息吹きます。
しかし、新芽を全て摘んでしまうと
株自体の成長が出来なくなり
翌年新しい芽を息吹くことが出来なくなります。
ですから収穫する際は来年以降も楽しむためにも
新芽を数本残しておきましょう。

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