松露/しょうろ

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松露について

ショウロ

松露とは担子菌門のイグチショウロ科に属するキノコの一種です。
普通、キノコというと軸があって傘がある形を想像しますが
松露の場合、それらはなく丸い団子状の形をしており
切るとスポンジの様になっています。

 

香りはマツタケにも似た良い香りがし
歯触りはシャキシャキとしています。
形状が似ていることから「和製トリュフ」
と言う人もいますが全くの別物ですので
味も香りも全く違います。

 

松露は内部が白いほど歯ごたえや香りが良いので
評価が高く
成熟が進み中が黄褐色を帯びてくると
味や香りも落ちてくるので評価が下がってしまいます。

 

また、松露は鮮度が落ちるスピードがとても早く収穫から
4〜5日位で香りが悪臭に変わり松露自体も
ドロドロとした状態となり食べるのには
適さなくなってしまう事や
松露が育つ松林の環境不良、採取をする人の激減により
市場に出回る事が極めて少ないため
「幻のキノコ」と呼ばれるようになりました。

 

近年では松露の栽培の研究もされてており
少しずつではありますが進んでいるようですが
まだまだ市場への安定した供給には
時間が掛かりそうです。


松露の食べ方

松露はマツタケに似た良い香りとシャキシャキとした歯触りがあり
良い味のダシがでるので高級料亭などでは
お吸い物や茶わん蒸しの実として出される事が多いようです。
卵とじやすき焼きに入れても凄く贅沢ですが
とても美味しくなります。

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